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30代で美容のフランチャイズで起業!独立開業までの苦労話を語ってみる

30代前半の女性です。大学を卒業して様々な会社に勤めてきましたが、30歳手前で起業しました。

現在は、年商は5,000万円ほどです。

美容系の店舗経営を中心に、事業を展開しています。現在日本国内に2店舗あり、FC加盟店のオーナーとして運営しています。

従業員は3名雇用しています。また、不動産投資や企業のPR活動の支援も行っています。

目次

独立のきっかけと流れについて

会社員時代に、収入の柱が1本しかないことに不安を覚えたのが起業のきっかけです。
副業が禁止の会社だったので、会社からの給料しか収入源がないことに恐怖感が襲ってきました。

会社が潰れたり業績が悪化すれば、リストラや減収のリスクがあると考えました。

また、このまま会社員を続けていても生涯賃金は限られ、退職金もほとんどないと思いました。

もちろん起業するには会社員として働くよりリスクがあるのは承知していましたが、若い今しかできないと思いました。

起業して好きなことをやりながら、収入の柱を複数持ち、リスクヘッジして生きたいと思ったのです。

「まずは素人でも手を出しやすく、リスクの少ない美容系のFC加盟店オーナーとしてやってみよう」と思いました。

 

起業前の勉強や準備事項

参考になった本は、起業コンサルタントの中野裕哲さん監修のオールカラー「個人事業の始め方」です。

開業、運営、経理、税金などが、起業が初めての人に対しても分かりやすく解説されている本です。

起業前にする準備や起業後にすべきことが、準備の日程も含めて掲載してあります。

公的機関に提出しなければならない書類に関しても解説されているのが、助かりました。

しかも全てカラーページなので読みやすく、図やイラストが入っていて理解も進みます。

1番参考にしたのは、やはり周りの社長や個人事業主の人たちです。

あとは税理士や社労士を中心に話をして、勉強していきました。開業する地域の有力者や議員さん、商工会議所のメンバーなどと知り合いになり、勉強させてもらていました。

特にセミナーなどは利用していません。

 

開業資金について

開業資金は、700万円ほど準備しました。初期費用には、その内の400万円ほど使いました

実際の店舗を借りて改装を行ったため、その費用が1番かかりました。

あとは機材の導入などで、何百万かかかったと記憶しています。

資金は日本政策金融公庫にて借り入れを行いました。

国の機関なので安心して取引することができましたし、何より金利がとても低いので助かりました。

全て初めてのことで分からないことだらけでしたが、返済期間なども融通してくれました。

担当者の方は事業計画などを詳しく見てくれて、アドバイスもしてくれました。

また、地域で一緒に仕事ができそうな人を紹介してくれるなど、とても親身になってくれたので助かりました。

 

一番苦労したのは人材確保!少人数でトラブル発生

苦労したのは、人材の確保です。零細企業なので、とにかく人が集まりません

ハローワークや地元の専門学校のキャリア担当者に話をするなどして、なんとか人材を確保しました。

しかし、1度辞めてしまうとその後求人を出してもすぐには人が集まりませんでした。

また、一時期従業員1人で店舗の運営を任せていたため、従業員がかなり横暴な態度を取り始めて大変でした。

「自分が辞めたら、この店は運営できなくなる」という自信があったのだと思います。

給与や休日などに関して、かなりクレームをつけるようになってきました。

もちろん社労士や弁護士と顧問契約を行なっているため、こちらに不利にならないようしっかりと話し合って、対応しました。

新人を確保したため、横暴な態度を取ってきた従業員は辞めさせる方向に持っていきました。

日本では会社から解雇を通達するのはかなりハードルが高いため、給与を減らすことで退職してもらうように促しました。

基本給は低く設定して、役職手当で相当額出していました。

役職手当を正当な理由でなくし、給与が大幅に減ったことで穏便に退職してもらうことができました。

私の心情として従業員を1番大切に考えたいですが、こちらが下手に出たのを良いことに自分の主張だけを通そうとする人は必要ないと考えました。

このような対応は素人では考えが足りないため、専門家の方々を交えて対応するのが1番リスクが少ないと考えます。

 

起業してよかったこと

良かったことは、収入の柱を複数持つことができたことです。美容系の店舗運営の他にも事業を行なっているので、1つダメになっても大丈夫です。

それは昨年からのコロナ禍において、かなり実感しました。

会社員が次々にリストラされ、店が潰れていく中で、自分は複数の収入源があるのでそれは精神的にかなり楽でした。

悪かったことは、保険・年金・税金の関係です。

その他税金も今までは天引きでしたが、現在は確定申告で後日支払うことになるので、1度にかなりの額になります。

また、1番注意して欲しいのは、ローン審査です。

どれだけ稼いでいても、住宅ローンなど多額の借入することは、自営業者にとってはとても難しいです。

借り入れするなら会社員時代に審査を通しておかないと、審査落ちか減額かになってしまうと思います。

今後独立を考えている方へ

この社会不安の中で、どのような働き方をしているかは明暗が分かれたポイントだと思っています。

1つの会社で働き続けることは素晴らしいことですが、それは大企業や有名企業で退職金が出るところに限ると思います。

現代社会においてリスクヘッジの意味でも、様々な収入源を持つことは大切です。

せっかく起業するなら、複数の色々な事業をやってみるのが良いのではないでしょうか?

実際に現在のコロナ禍でも、私は収入はそれほど減っていません。

むしろ助成金などで、恩恵を受けている方だと思います。

起業するにあたっては、周りの色々な人の話を聞いて、人脈を作ることが大切だと思います。
また、餅は餅屋です。

社労士、弁護士、税理士など毎月顧問料を払って契約していますが、これは必ず必要だと思います。

自分で事業をすることは、全て自分の責任で行うということです。

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