ゼロから学ぶアフィリエイト講座はコチラ

ロゴデザイナーで起業は大変?独立までの経緯を語る

現在38歳の男性で、フリーでデザイナーをしております。やっと年収が350万円になりました。

主な業務内容は、企業様のロゴや名刺のデザインをはじめ、ブランディングも同時に行っております。

また、各種印刷など制作にも幅広く携わり、活動しております。最近では、多少ライティングのお仕事もさせていただくことが増えてまいりました。

目次

ロゴデザイナーとして独立を考えたきっかけと流れ

前々からそういった願望はあったのですが、ひとつのきっかけとしては勤めていた会社での人間関係がギクシャクしたことが決め手となりました。

ただ、常に自分の作品を世に出したいという想いと独立をして時間を大切に過ごしていきたいと考えていました。

贅沢がしたいという思いではなく、自分の一番好きなことで最低限の収入を稼ぎ、自由な時間をたくさん手に入れたいという思いで独立したいと思っていました。

やはり、勤めているときはかなりの時間を会社に捧げた代償として、家族と過ごす時間もなく別れることにもなったこともひとつのきっかけです。

自分にとってお金よりも大切なものは何なのか。その自問自答を繰り返し、勇気を出し退職するにいたりました。

 

起業前の勉強方法

幸いなことに、デザイナーとしての経験は実務を通じてスキルを高めさせていただくことができました。

その他には自分自身で確定申告をしないといけないということから、商工会議所に行き、青色申告の方法を実際に手伝っていただきながら勉強させてもらいました。

また、自分のスキルをどのようにビジネスとして生かしていくのかを、商工会議所主催の創業者スクールに通い勉強いたしました。

さらに、青年会議所という団体にも属しながら、事業計画の立て方、事業計画書の作成方法を学ぶことができました。

主だった所としては、地域の商工会議所に一番お世話になり、今でも通わせていただいております。そして、異業種交流会には積極的に参加し、人脈作りに精力的に励みました。

 

開業資金について

初期費用としては、約300万円の支出でした。独立するまで、社用車を使い社宅に住んでいたため、車の購入費用や引っ越し費用、そして、パソコンやその他備品の購入などでお金を使うこととなりました。

商工会議所から借り入れをすすめられましたが、なかなか勇気が出ず、それまで貯めていたお金で支払いをしました。

それでも、300万円が手元に残り、スタートすることができたので、開業準備金として600万円用意したようになります。

自宅兼用での出費ですので、コストを抑えることができていると思いますが、オフィスを借りたり買ったりする場合はさらに出費があるので、しっかりと貯めておくか1000万円ぐらいからの借り入れをおすすめします。

 

ロゴデザイナーの起業で苦労した点について

一番苦労したのは、やはり固定の安定的なクライアントがすぐに見つからなかったことです。

毎日営業の連続で、会社員時代のお客様にもお願いに行き実際にデザイン業務を行えたのはわずかだったと記憶しています。

また、個人で活動をしているため、作業キャパにも限界がありましたが、生活のためにと仕事が重なっても無理に受けすぎてこなしきれかったこともありました。

このときは、とにかく謝罪をし、再度チャンスをいただけるよう頭を下げることばかりでした。さらには、デザイン完了後、Tシャツを大量生産したことがあったのですが、発注時に気が抜けていたせいかTシャツの色を間違えてしまい、大赤字になりそうになりました

ただその時はお客様の方がたまたまその組み合わせを気に入ってくださり、助けていただいたこともあります。

自由な時間が欲しくて独立したにも関わらず、時間に追われる毎日でしたし、大好きなデザインの仕事以外にも確定申告の準備や、営業、普段の帳票類の処理など、目まぐるしい毎日を過ごしています。

しかし、少しずつですが程よいデザイン単価でお仕事をさせていただけるようにもなり、その分時間の確保もできるようにもなってきました。

時間を得るためには、安売りではなく適正価格で販売することの重要さを学びました。

デザイナーとして独立して良かった点

最初は、苦労しましたが今ではゆったりとした時間の中で活動できています。

そして、自分の好きなことでお金をいただくことができるのは本当に幸せです。

さらに、税金や事務処理など今までまったくやってこなかったことの勉強ができたことも今となっては良かったかなと思いますし、何よりも心から信頼できる仲間ができたことが自分にとっての一番の財産になっています。

逆に悪かった点としては、全てが自己責任ということで、何が起きても自分自身の生活に直結してくるというプレッシャーの中仕事をしないといけないということです。

そして、収入にもかなりのばらつきがあり、毎月ビクビクしながら生活している状況です。

やはり、基本的には何が起きても誰も手を差し伸べてくれない現状ですし、健康保険や、年金に関しても会社に勤めている方が、後々は手厚いのかなと感じます。

今後の人生において、最後どのように感じるかはわかりませんが、今現在一番欲しかった時間を少しでも手に入れることができたのは、大きな一歩を踏み出せたと思っています。

 

同じように独立したい人へのメッセージ

独立開業を目指す方は、まず自分自身が本当に手に入れたいものはなんなのか、どのような人生を歩んでいきたいのかをしっかりと自問自答し、考えてみてください。

フリーで働く場合はまだしも、法人化して従業員を雇う場合は、その人たちの人生も一緒に背負う覚悟がいると思います。

しかし、どんな方でも仕事が好きだという強い気持ちがあれば、きっと夢かなう日がくるでしょう。

私も、今後の人生はネット環境とパソコンがあれば仕事が成り立つ環境をしっかりと構築しながら、日本全国をゆっくりまわり楽しみながら過ごせることを夢見て頑張っていきたいと思います。

そして、私自身が身体障害をもつことになったので、同じような方々にデザインを教え、自立した生活ができる一助にもなれたらと思います。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次