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45歳でサーバーエンジニアとして独立開業!年収500万までの道のりを公開!

群馬県在住の45歳で個人事業主として独立しています。趣味は数学とサイクルロードレースの2種類であって、妻からは理解不能という散々な評価を受けていますが迷惑を掛けない程度に頑張っているつもりです。

妻と2人暮らしをしていて、集合住宅の賃貸に住んでいますが、基本的に在宅勤務となっているので倉庫を別に借りる程度で済んでいます。

数学研究者向けの演算プログラム開発とコンピューター解析用のサーバー構築が中心です。

主に学術研究者や研究所との取引が多くなっていて、売上は800万円程度で年収にして500万円程度となります。

ただし、1年を超えるプロジェクト発注が行われることがあるので、年度ごとのバラツキが多い点が悩みの種です。

基本的に研究者は自身の研究内容を進めるために演算プログラムを利用しますが、プログラムそのものを組むことにさほど関心が高くありません。

解析結果を基にして研究を進めるためにはなるべく面倒を予算の範囲内で外注してしまおうという考え方が発注に繋がっているわけです。

また、時間が空いている時には別の副業を行うことで、家族に生活費の心配を掛けないようにしています。

目次

サーバーエンジニアの独立のきっかけと流れについて

家電量販店でインターネット加入促進業務と携帯電話キャリアでの固定回線獲得方法をショップスタッフへ教え込む業務を行っていました。

しかし、東日本大震災によりプロモーション業務が斜陽産業となることが見えてきたので、別のプロモーション事業へ配置転換されて1から商材を覚え込むには難しい年齢になっていました。

そこで、完全にプロモーション業務が下火となり、インセンティブ報酬が落ちて歩合給が低空飛行を続ける状態となる前に、趣味を活かした浮き沈みが少ないニッチな業務で起業できないかと考えたわけです。

大学時代から数学が趣味でコンピューター解析を使いながら行う研究分野で演算プログラムを作っていたので、既に研究者として一人前になっていた元同窓生に相談してみると演算プログラムを作って欲しいという依頼が安定してあることに気づきました。

 

起業前の勉強について

発注元の研究室が出している論文と使用しているサーバー環境を確認し、演算プログラムとしてどのような方法で最適化できるか複数のパターンを研究しました。

趣味として類似分野の研究は行っていましたが、物理学に応用できそうな分野が中心だったので純粋数学の世界はやや哲学的な部分があり噛み砕いて理解する必要があります。

過去数年以内に発表されている論文を取り寄せてチェックし、必要な機材として何を用意すれば良いのか分析することになりました。

何度か発注元へ出向いてこれからの方向性を確認し、先回りして開発しておかなければならない分野についてCPUやチップセットのエラッタ情報を集めます。

最終的に正式な発注が届く時点ですぐ取り組めるような基礎知識を埋める勉強が必要でした。

開業の準備資金は300万

演算プログラムをテスト運用するために、納品先の研究室で使われているサーバー環境に近いものが必要でした。

開業資金は300万円であって、全額貯蓄からの拠出を行い200万円を機材代金へ費やすことになります。

100万円は追加で必要となる機材購入費と運転資金に活用して、徐々に減り半年程度で一度使い切る形となりました。

大学の研究室は納品から支払いまでのタイムラグが3ヶ月から半年あるので、今後も運転資金が枯渇しないように定期預金を崩して200万円を追加で開業資金へ繰り入れたので、最終的に500万円の開業資金を用意したことになります。

収入が安定した1年後までに使った開業資金は370万円となっていて、運転資金の余力が十分に無いと借り入れに頼ることになりそうです。

 

独立後に一番苦労した点は?

研究室と全く同じ環境のサーバーを用意することは資金的に無理だったので、テスト環境として演算プログラムにエラーが少ないことを優先する必要がありました。

試行錯誤の上で、結果的に演算性能に特化した構成でサーバーを自作することになったわけです。

CPU環境だけは同一に揃える必要があったので、一見すると同じに見えるCPUであっても細かいロットやエラッタに違いがあります。

自宅のテスト環境ではエラーが発生しないにも関わらず、研究室のサーバーではエラーが出る現象が直らずに原因追求に苦労しました。

そして、サンプルプログラムの了承を貰うまでに掛かった時間分だけ、正式発注が遅れてしまい開業資金を余計に消費することに繋がったわけです。

 

サーバーエンジニアで起業するメリット・デメリット

起業をして最も良かったことは、毎日問題解決に取り組んだ結果として、納品先での研究に役立つことを実感できたことです。

趣味で使っていた知識と技術を職業として活かすことができたことは、全く興味関心が無い仕事を嫌々続けてきた会社員時代とは大きく異なります。

納品研修が終わって報酬が支払われた時に、今までは得られない満足度が大きくなりました。一方、起業して困ったことは、クレジットカードやカードローン審査にほとんど通らくなったことです。

個人事業主という状態は、会社員とは異なり収入が一切安定しないという考え方がされています。特に収入が数ヶ月に1回まとめて入る事業だったので、毎月一定額の返済を期待する金融業界からは嫌われる存在だと認識して堅実な生活を心掛けなければならないと肝に命じました。

 

今後独立してみたい人へ

個人事業主として独立開業するならば、最低でも1年できるなら2年分の生活費を開業資金とは別に用意しておく必要があります。既に受注する仕事が1年先まで決まっているならば、個人事業主として一見すると安定しているように見えがちです。

しかし、先に受注していた仕事を終えた後の営業を並行して受注し続けないと、受注業務をやり終えた達成感だけで仕事が無い状態が生まれます。

仕事をしなければ一切収入が入らない個人事業主は、マイペースで受注しても構わないものの立ち止まって休んだ分だけ後でツケが来る分かりやすい構造です。

最終的に落ち着いた働き方として、全力で受注できる仕事量の半分を継続して受注し続けることが長続きする秘訣だと分かりました。

何とかこの業務を80歳くらいまで続けて、年金に頼らない生活を続けて行きたいと考えています。

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