はじめまして。私現在29歳で九州は宮崎県に一軒家にて両親父母と三人暮らし、平時はフリーライターなどフリーランスの仕事をしながら、その傍らでイベント運営や映像制作に関する仕事を行っております。
数年前までは講師業なども行っておりました。趣味は宮崎県の観光地巡りや古墳などの歴史的に価値のある場所をめぐることです。
現在はライフスタイル系記事や美容や教育など、大人の女性向けに読んでいただく内容の記事を執筆するフリーライターとして仕事を行うことが多いです。
東京に本社を持つ雑誌会社から仕事の依頼を受け記事を執筆したりすることが多くなっています。
そのほかにもフリーの仕事で以下のようなものをやっています。
- 都市伝説系のまとめサイト
- youtube漫画のシナリオの脚本作成
- 地元の映像制作集団から映像の編集依頼
- 都内で活躍するアーティストのホームページ制作の依頼
などの仕事に至るまですべてをあわせると月20万円。年収でも240万ほどの収入を得ています。
月収もフリーでやっていると仕事によっては稼げる月となかなか大変な月とありこれまで仕事を軌道にのせてゆくまで本当に苦労しました。
フリーライターとして起業しようと思ったきっかけと流れ
それまで10代の頃通信教育の高校に通っていて、様々なアルバイトを体験する機会がありました。
そのときに接客時のマナーや社会の一員として働くという貴重な体験をさせていただいたのですが人間関係などのトラブルに巻き込まれてしまうことがあり、18歳の時にパニック障害などの精神疾患を患って働くことが難しい状況になったことがありました。
それから数年、どうしてもそれまでの会社でのいじめなどの嫌がらせや社員の嘲笑する顔がフラッシュバックし職場の前を通るだけで卒倒しそうな日々が続きました。
その結果20代前半は仕事につくことができず、ある方のアドバイスで元からとても興味のあった芸術や本などの文章を書く仕事を本業にしていこうと模索し始め病気の療養を兼ねてアートセラピーをはじめました。
自分の体験した悩みや経験から多くの同じ生きづらさに悩む現代の人々の役に立つ仕事を自分の力でつくっていきたいと思うようになりその最初の手段としてフリーランスの仕事をはじめました。
起業前の準備について
フリーで仕事を行う上でとても大切になることは個人の才能や素質、実績などのブランド力や、様々なジャンルの仕事に対応できるフットワークだと思い行動を開始しました。
19歳から20歳までは毎日クリエイターとして勉強のため様々な絵画の個展を見てまわり地域の芸術や音楽、アートに携わる方々と交流しながら自分に向いている表現方法、自分に合った仕事の方向性を模索していきました。
その時期に先輩たちからいただいたお褒めの言葉や向上のためのアドバイスなどを参考に作品制作を行っていき地元メディアに取り上げていただく機会が増え、いくつかの企業様とつながり交流したりするきっかけとなりました。
そのほか最初は全く収入に繋がらないいわば種まきのような形で地方で個展を開きサイトを運営しながら個人ブログを開設しまいた。
毎日必ずブログの記事を更新するという日課を続け同時に様々なウェブサイトや雑誌社に何百社も営業のメールを送り続けました。
最初は全く反応もなく、場合によっては高額の値段で自費出版を勧められそうになったこともありましたが、ある日女性雑誌の社長様と有名なウェブマガジンの運営者様数社の目にとまり、全国雑誌などでコラム記事を仕事として執筆できるようになりました。
開業資金は約40万円かかった
初期投資の費用としては、インターネットを使った自宅そのものがオフィスといった形だったので自宅に事務所の看板を設置し雑誌で執筆する際のコラムニストとしてのプロフィールや経歴などを広告出稿という形で他企業の雑誌から紹介していただきラジオやムック本などで掲載していただく際費用が20万円ほどかかりました。
地域でのメディアへの広告出稿や仕事で事務所に必要なパソコンを新調するなどの費用もあわせると合計40万円ほどの費用がかかりました。
お金持ちの親戚からもし起業をする際は100万円ほど支援してあげようかと提案してもらったこともあったのですが、それまで親戚との交流もとても少なかったため遠慮し自力でスタート。
それ以降は仕事を続けながら必要な備品などもそろえていきました。その際費用としては20万円ほど使いました。
開業時の一番の苦労について
やはりインターネットでのベンチャービジネスなどに勢いがあり便利となった現代でも、自分で仕事をはじめる上で大切なことはマナーを守れる人間性です。
しっかりレスポンスを取ることのできる他人に信用されるコミニュケーション能力が重要だと強く実感しました。
1人で世の中で活動していくうえでも、これ以上ないほど自分以外の他人の力で助けられました。
応援されていると心の底から感じることが多く、一つ一つの仕事の上でそうした誠意を大切にしなければ独自の力でやっていくことも同時にできないなと強く思いました。
また仕事についてもお金を支払っていただけなかったりとても高圧的な対応で連絡が取れなくなってしまうブラックな対応の取引先もあり、そうした面でもお互いに信頼し合い仕事を行うことの大切さを感じる機会が多くありました。
独立のメリット・デメリット
一番起業をしてよかったと思うことは、フリーライターとして自分の責任で行動し多くの出会いから様々な人々の考え方や価値観、体験を知り学ばせていただくことが多かったことです。
記事を書くうえで地元の集落に向かって地域の人々と交流したり、普通に生きていたら絶対に会えないだろうタイプの個性的な生き方をする友人ができたりしたことも私の一生の財産になったと今では思っています。
そしてもう一つ良かったことは、働く環境において人間関係でストレスを感じることがなくなったことです。
人間関係で悩むことが少なくなった分、安定した企業勤めではなくなるので多くの仕事を頂くうえでも信用や信頼の実績がなければ継続していくことはほとんど不可能だと思いました。
それだけ多くの人のやさしさに触れる体験をすることもでき大変でもフリーで仕事をする現在の道を選んでよかったと思いました。
また県や地域の主宰するイベントや有名なメディアの主宰する事業とつながって仕事をする上でのノウハウを学んでゆくことができたのも素晴らしい体験となりました。
その中でも、実績の欄に過去の仕事を記載することはとても大切なことだと思いました。
今の時代ネットが主流となり誰でもyoutuberやネットでナレーション、イラストレーターなどの仕事を受注できるようになりましたが・・そう言う人でも驚くことに自らの公式サイト等を持っていなかったり、大きな仕事に携わってもその仕事を経歴として一切記載していなかったりする人がいます。
このような自己ブランディングの欠如はフリーランスの仕事をするうえで致命的なのではないか、とさえ思ってしまいます。
経歴に仕事の記載があるとそこからクライアント様との話題につながることもありフリーで仕事するうえでも心構えとして大切だと思いました。
今後フリーライターとして独立したい人へ
私自身も10代から今日までとても日々悩み模索の連続でしたが、最初は病気でペンを持てなかったり入浴や食事も一人ではできなかった過去を思い出すと、ほんとうに多くの人との縁や学びのおかげで仕事をさせていただいていることに日々感謝の気持ちでいっぱいです。
両親やSNSのフォロワーの方がテレビのニュースや新聞で紹介された記事等をとても喜んでくれたことも本当に涙が出るほど感動した体験でした。
自分の持つ個性や興味があることを伸ばしできる全力で諦めず努力してゆけば必ずそれは誰かに届くとおもいます。
そしてどんなときも誠意を持って目の前の事柄に挑戦を重ねていけば、思い描く夢を実現することも必ずできると思います。
これから30代以降の目標として地域の魅力を発信しWEBを中心として自社企画のラジオ・テレビドラマなどの製作を行う企業としてよりクリエイターとしても、企業の代表としても頑張ってゆけたらと思っています。
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