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インターナショナルスクールの起業と経営で1億円までの道のりを公開します

愛知県名古屋市在住、41歳女性です。職業は英会話スクールの経営をしておりますが現在は自宅で事務をする時間が長いです。

家族構成は夫と小学5年、1年の息子2人です。実家が歩いてすぐなので毎日のように両親とも交流があります。

趣味は数年前から始めたスノーボードと、ピアノです。ピアノの方は15年以上全く触っていなかったのですが最近頑張って練習しています。

幼児、小学生向けの英会話教室、インターナショナルスクールを夫と経営しています。英会話教室としては赤ちゃんクラス、幼児クラス、小学生クラスがあり約100名の生徒が通っています。

インターナショナルスクールについては認可外保育施設として届け出をしておりこちらも100名ほどの生徒が通っています。

全てのクラスは英語のみの環境で行っており、子供が英語を理解していなくても日本語で説明することはありません。

授業の中身は読み書きなどもありますが、アクティビティの時間が多く、工作や外遊びなど楽しい時間を英語で過ごしてもらうことで子供たちに自然に英語を身につけてもらうということをしています。年間の売上高は約1億円です。

目次

インターナショナルスクール運営のきっかけと流れについて

10年前ごろ、私は商社で会社員をしておりましたが、夫は外国人なのでなかなか安定した職業には就けず英語講師のアルバイトをしておりました。

夫は明るくとても元気でどの英会話教室でも人気の先生であることを知っておりましたがアルバイトのお給料では今後子供を育てていけるか不安だった為、私が1人目を出産して育児休暇を取得中に、当時住んでいた自宅マンションで近所の子を集めて英会話教室を始めました。

初めは5人程度で始めた英会話教室でしたが、20名ほどに増えた頃、住んでいたマンションの1Fにあるテナントを格安で借りることができたのでそこで本格的に看板を出して営業を始めました。

子供の英語教育業界は今後も伸び続けると思いましたし、当時インターナショナルスクールなども注目され出した頃だったのでそれなりにうまくいくだろうと思い始めました。

起業前の勉強について

夫は英語講師の経験がありましたが、私には経験がなかったので、海外の英語教育やカリキュラムなどを購入して幼児教育の勉強をしました。

また起業後ではありますが、保育士資格を取りました。

情報収集については、近隣の競合他社の資料を集めたりネットで市場調査をして調べました。

実際に海外で行っている幼稚園のカリキュラム内容などは現地の幼稚園のブログなどを見て学びました。

子育てについては育児本などもずいぶん読みあさり、悩まれているお母さんたちにアドバイスできるように勉強しました。

英語については海外に住んでいたことがあるので日常会話に困ることはありませんでしたが、子供に教える単語などでわからないことがあれば都度勉強していました。

開業資金は100万円で済んだ

一番初めに自宅で開業した時は資金はほぼ何もかかっていません。必要なのは場所と先生だけなので。

少し人数が増えて自宅マンションの1Fを借りた時は、家賃や頭金がかかりましたが、内装工事なども特にお金がかからないように自分たちで色を塗ったり棚を作ったりして最低限に抑えたので初期費用としては100万円ぐらいだったと思います。

授業で必要なのはテキストやクラフトの材料程度ですのでほぼお金がかかりませんし、かかるのは人件費ぐらいですが当時は2人で全てやっていましたので人件費もかかりません。

結婚してから開業まで4年間は子供もまだいませんでしたし、安いアパートぐらしで貯金もできていたので、開業資金は借り入れせずに用意できました。

開業時の苦労について

とにかく最初は無料体験をたくさん行って生徒に入会してもらうよう必死でした。

最初は生徒がいないのでなかなか信用が得られず必死で説明会を行って、子供が楽しそうにしていてもなかなか入会してもらえませんでした。

家賃の支払いなどの費用も発生しているので、とにかく生徒に入会してもらわないと、という焦りや不安が大きかったことは今でもよく覚えています。

もっと早くウェブ集客に手を出していればよかったです。

また生徒が増えてくると夫と自分と2人だけで子供の先生、保育、さらに保護者対応、事務、カリキュラム作成、その他のあらゆる教室運営に関する決め事や問題対応を全てこなすのは大変でした。

ある程度の生徒が増え、パートさんなどを雇えるようになるまでは全てを自分たちでこなす必要があるので夜中まで働いていました。

独立して良かった点・悪かった点

よかった点は収入が大幅に増えた点、自分たちの教室に通ってくれている子供たちが成長する姿を直近に見れる点です。

今は夫も私も直接先生として働いているわけではありませんが、これだけたくさんの子供たちと関われることはとても嬉しいです。

10年たってみるといつの間にか地域でも教室の名前が有名になり、自分たちの子供の学校の友達や親たちもみんな知っている、というのも嬉しいことです。

悪かった点というか会社員よりも大変な点は、やはり責任の重さやストレスの重さです。

順調に会社が拡大したとは言っても、いつもいつも問題が降って湧いてきますし、従業員にお給料を払う、また大事なお子さんを預かっているという責任はとても重たいと感じる毎日です。

今後英語の幼稚園を作って独立開業してみたい人へ

もし英語系の幼稚園やスクールを作って独立開業をしてみたいという思いが少しでもある方なのであれば、絶対に挑戦して欲しいと思います。

いきなり大きな資金を投じるのではなくて、私のようにリスクの少ないところからスタートさせて徐々に大きくしていくというスタイルであれば失敗しても大きな借金を抱えるわけではないのでおすすめです。

まずはブログとSNSで見込み客を集めましょう。

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私も夫も普通の人で特別優秀な人間ではありませんが挑戦をして地道にやってきたので今があります。

開業当時は30歳でしたので子育てもしながらが無我夢中でやってきましたが、40になって自分の頭の回転の悪さや新しいことを覚えることの大変さなどを感じ始めています。

何歳になっても挑戦すべきと思いますし私も若い方に負けないように新しいことにどんどん挑戦したいと思っています。



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