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セブ島でダイビングで起業!個人で独立経営するまでの流れを解説!!

始めまして。フィリピン・セブ島在住の鈴木晋一と申します。54歳です。ダイビングサービスを経営しています。

現在は単身赴任で、日本に嫁、長男(社会人)、長女(大学2年生)がいます。

 

ダイビングサービスをやっていますが、現在はロックダウンで、観光客の入国が適わず、
売り上げはほぼ、なし、です、、、。

現地に残っている友人とのダイビング、オンラインツアー、昨年出版させていただいたセブのお魚本などの売り上げで細々とやっています。

あとは、ダイビング券の前売りです。

コロナの前は、売り上げ500~600万円ほどでした。年収は売り上げの半分ちょっとでしょうか。

海外のダイビングサービスでは珍しく、旅行会社に頼らない集客をしています。

他のダイビングサービスでは見れない珍しい魚(甲殻類やイカ・タコなども)を紹介していくことで、他との差別化を図っています。

そのため、お客さまがいない日も、リクエストされている種の確認や、新ポイントの発掘、調査などをしていました。

目次

わざわざセブ島で起業しようと思ったきっかけと流れについて

若いときから、海外で働くこと(住むこと)に興味がありました。大学を出て、就職した会
社に海外支店が20以上あったのですが、開発に配属されて、海外派遣とはなりませんで
した。

その後、海外のことは諦めていた時期がありましたが、ダイビングの仕事なら、海外でもあるという情報を聞いて、インドネシアのバリ島でプロになるの修行をしました。

プロになった後の求人で、フィリピンのセブが見つかったので、セブに来てみました。

プロになったばかりの頃は、独立するという考えはなく、どちらかというと、いいことがなかったので、早く違うダイビングエリアへ行きたいと思っていました。

が、、周りの日本人から独立したほうがいいとそそのかされた、というのがきっかけです。

 

起業に関しての準備と勉強について

ダイビングで起業する前には、とくに勉強をしたということはなく、実際は起業後のほうが色々勉強したと思います。

他とは違う楽しいダイビングを提供していれば、おのずとお客さまが増えていく、と思っていましたが、ダイビング自体のスキルやダイビングガイドのスキルは、集客のスキルとは関係がないと、帰国時にたまたま読んだ本で目からうろこが落ちました。

 

「商品がいいから、売れて当たり前」と思っている経営者と同じですね、、。いかに宣伝にならずに、よさを伝えるか?

買って下さい(潜りに来て下さい)と言わずに、いかに買って(潜りに来て)もらえるか、という広告術を勉強しました。

 

ダイビングの海外開業資金は400万!個人で初めても結構かかる

最初の独立は、自分のダイビングスタイルを気に入って下さるお客さまからの提案もありましたので、その方にスポンサー(株主)になって頂きました。

 

お金をかければドーンとオープンできます。

が、資金を回収するまでにどれだけかかるのか、ちょっと予測がしにくかった
ので、始めはお金をできるだけかけずにやりたいと思いました。

ということで、最初に用意していただいた金額は日本円で400万円ほどだったでしょうか。

  • お客さま送迎用の車
  • ダイビングサービスのレンタル費用
  • 増築費用
  • 自分の住まい
  • 会社設立費用

これらが初めにかかった主な費用で、会社設立費用は知り合いのフィリピン人弁護士が安くやってくれました。

それでも、開業資金はほとんどなくなったと記憶してます。

海外での起業なのでビザとスタッフ雇用には苦労した

失敗談をあげれば、切りがないですが。毎回苦労したのは、ビジネスビザです。最初に雇われで
フィリピンに来たときの会社には、ビザの申請を放っておかれて、オーバーステイになったこともありました。

フィリピンでは、基本的にフィリピン人ができる仕事であれば、外国人にビザを卸さない方針です。

ダイビングなら、フィリピン人でもできるでしょ?というスタンスです。

なので、ダイビングでは海外ビザが取りにくいです。

当時もビジネスビザを持たずに違法に就労している外国人もいました。経営者のほうも、そういうスタッフが半年や1年で辞めていくので、初めからビザを取る気がなかったのかもしれません。

ビザの件以外では、やはり集客です。

独立前は、海外のダイビングサービスは旅行会社なしでは無理、と言われていたこともありまして、旅行会社さんへ挨拶へ行ったのですが、あまりの卸値の安さに、旅行会社さんとの契約をししませんでした。

なので、お客さまがいませんでした。

まぁ、後から思えば、あのときに断ってよかったと思えるようになりましたので、それはそれでよかったと思っています。

ダイビングで起業して良かった点・悪かった点について

独立に関してはよかった点ばっかりな気がします。いろんなことが勉強できました。

旅行会社さんとの契約を断ってしまったことで、これからどうやって集客していくのか。旅行会社なしで、やっていけるのか。本気で考える時間ができました。

他のダイビングサービスでは見れない生き物を探すガイド力も身について、差別化もできましたし、「こんなのが見たいです!」とお客さまに頼られるのが、元気の源です。

大学を卒業してからのサラリーマン時代は、休みが来るのが待ち遠しかったのですが、今は、自分の時間はお客さまのものです。と胸を張って言えます。

これまでの連続ダイブ日数は、35日です。

サラリーマン時代なら、35日連続勤務って考えられなかったです。少しでも体調が悪いと、
会社を休んでいた自分が信じられません。

こんな自分に変えてくれたのもお客さまの存在です。

悪かった点は、今現在のようにお客さまが入国できず、収入がないことです。これは、悪かった点というよりも、現在進行形な悪い点ですね。

でも、応援メールが届きますので、頑張れるのもお客さまのお陰です。

 

今後ダイビングで起業を考えている方へ!信念を持とう!!

独立や起業は、お金があれば誰でもできます。

できますが、その会社を存続させるのは難しいです。

資金が尽きれば終わりです。

なので、いかに売り上げを維持するか。その方法は、あなたの気持ちに即しているのか。これが大事だと思います。

自分の場合は、セブのリゾートが並ぶエリアのダイビングでも十分楽しいので、そこで完結させたいと思っていました。

しかし、旅行会社は、安くしてお客さんをたくさん集めたいために、赤字でツアーを組むのです。

泣くのは、現地のサービスです。

そこで、「ツアーに組み込まれているエリアは潜っても楽しくないから、遠くへ行きましょう!」と、遠方へのオプショナルを売りなさいと提案してくるわけです。

現地サービスもお客さまが来ただけでは、儲けがないので、遠方へのオプショナルツアーを法外な料金で売るのです。

自分はこれができませんでした。

これをやっていたら、現在のお客さまとの信頼関係もないでしょうし、現在まで続けていなかったと思います。

なので、経営のスタイルとしては、お客さまも嬉しい、自分も嬉しい。そして会社が儲かる。 これじゃないでしょうか?

これから独立される方は、みんなが嬉しくなる会社を作ってほしいと思います。

もちろん、自分もそういう会社経営をもっともっと目指していきます。

なんとか、コロナを乗り越えて、またお客さまと楽しく潜れる日が来ますように!

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