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ダイニングバーの独立失敗体験談!51歳からの経営は大変だった。

年齢は51歳です。ダイニングバーの事業を立ち上げ独立調理、経営管理をやっています。

年収は400万円くらいで、家族構成 妻・息子1人 富山県で商売しています。飲食業はどこも自粛で大変だということですが、それはフードバーでも変わりません。

今回はその体験談を投稿します。

目次

ダイニングバーで独立することを決めた理由

正直身体も精神面も疲れ切っていたことが大きいです。勤めていた会社はブラック中小企業でしたので。いくら頑張っても自分の収入にならないし長時間労働で疲弊していました。

そんな中、住宅ローンが終わってかなり精神面が楽になりました。

借金がなくなるというのは素晴らしいことで、どんどん自分の思い通りの人生を貫きたくなり家族に相談しました。

親は反対でしたが、妻はしぶしぶOKしてくれ息子は勝手にすればという態度だったので、独立を決意しました。問題は会社の方で、中間管理職の人間を「はいそうですか」と簡単に辞めさせてくれず、退職まで1年かかりました。

その1年でいろいろ勉強ができて良かったです。親とは今でも仲良くありません。

ダイニングバーの独立の資金繰りと一番苦労したこと

会社員だった最後の1年で仕事をしながら、市場調査、店舗の場所と家賃交渉、内装と設備の決定と同時並行で動きました。準備期間で一番悩んだことはダイニングバーの「店名」でした。

寝る間を惜しんで仕事したと思います。

開業資金は退職金を使用しました。以外に多く退職金がでたので、資本金以外は全て生活資金にしました。飲食店経営の実績はなかったものの、勤めていた会社はアルコールを含む食品関係でしたので、飲食関係のお客さんからいろいろ教えてもらいました。

一番考えたのは、税制面から法人化を選択して資本金はいくらにするかです。要は1千万円以下の資本金で役員報酬を定額制、青色申告を選択しました。


生活防衛とまでは言いませんが、自分が使用している車は会社名義のリース車です。

毎月経費でおとせて我が家への負担はゼロですし、保険料も会社が負担します。自宅以外に所有していた貸し駐車場も自分の会社に売却、名義変更して我が家の負担を極力減らしています。

独立後の仕事内容の変化について

基本的な本業はダイニングバーの店舗運営です。調理やドリンクを作る現場がメインの経営者てすが、雑用も全て自分で行っています。会社員時代から色々な業務をこなしてきたお陰で、スペシャリストとまで言いませんが多少の知識がありました。経理処理や総務関係も人に任せず、自分で処理をしています。


会社員時代と比較すると年収は3分の2ぐらいです。

年収は下がって、自由に使えるお金はかなり減りました。

ただ、自由に使える時間は会社員時代と比較すると3倍以上あるのではないでしょうか。土日以外、ほとんど家に居なかったことを思えば気分は良いし、ペットとの散歩やドライブは楽しいです。


独立した以上、長期の旅行や視察は激減。これは最初から分かっていた話なので諦めています。

また、同級生以外の友人もかなり変化して面白いです。肩書で付き合っていた人達はとっとと離れていき、本音で喋ってくれる人達がかなり増えて、経営の役にも立ってとても有意義です。

ダイニングバーの独立で予想と違い失敗したと思ったこと

お店は最初からいつでも撤収できるように初期コストを抑えてありますし、コロナ騒ぎ中にすべての減価償却も終了していましたが、圧倒的に客数が不足していることです。


自分の理想通りいかないことは最初から理解しています。

多少理想と現実で異なった箇所は、客単価がやや低いこととターゲット顧客の年代が低くなったことでしょうか?

今の状況を生んだ最大の原因は全てはコロナでしょう。

コロナ前まで順調だったのが今の最悪の状態を生んでいます。

今更こんなことを考えても仕方ないですが、特に飲食業界に対する風当りが強くていくら持続化給付金を貰っても焼け石に水。とにかく現実を突きつけられて右往左往した時期が1年半もありました。

コロナ騒ぎで同業者は次々と閉店せざるを得ない状況にあったのも事実です。飲食店は長生きの業態ではないので、常に新規顧客獲得をしていかなければならない。その獲得しなければならない時間を3年間も奪われたわけですから本当に厳しいです。もう一つは、今でもあまり団体で飲みに出ないこともあります。何をどう言おうが自分の力不足ではありますが・・。


また、コロナ前までは儲けていたお金は主に商品の拡充に使っていたため、あまり余剰金を増やしてこなかったのも大きな要因の一つだと思っています。

つまり、何が起こっても良い状態を先に作っておいてから商品の投資をするべきだったのかなと感じています。そういう意味ては資本の増強は個人でも企業でも必須な事であると思います。

経営が厳しくても廃業していない理由とは?

正直廃業も視野に入れましたが、年齢的に会社員に戻れるわけもなく自分の人生を自分で決めたこともあり、本業はそのまま維持しています。コロナが多少緩和されてきたとはいえ、私のお店は厳しい状況が続いています。

その日の現金収入は絶対に必要ですし、お店は従業員を解雇してランニングコストの見直し、家賃を下げてもらい現在は1人で運営しています。

本業のお店は夜が中心ですので、お昼の時間は株と仮想通貨のデイトレで収入を増やそうとしています。

今のところ赤字ではないので何とか助かっています。

また、このアンケートのようにソーシャルワークも積極的に取り入れて何とか食いつないでいるといった状況です。お店の運営の場合は仕入れや水道光熱費など掛かる経費がいろいろとありますが、パソコン1台でてきる仕事は通信費と電気代だけなので、かなり魅力があると思います。


とは言え、来月からは熱くなりエアコンの使用量が増すのに電気料金の大幅な値上げはかなり痛いです。

今後ダイニングバーで独立開業したい人へ

独立する業種業態にもよるでしょうが、ダイニングバーは決して自分本位で事業は発展や展開はしていかない。コンセプト通りいかず、自分の理想と現実は大きく乖離する状況に必ずなります。

偉そうなことは言える立場ではありませんが、理想と現実の格差をどう埋めていくか、時代変化に合わせて自社事業の方向を修正、コントロールできる柔軟な考え方が必要だと感じています。


顧客ニーズに合わせると自分では思っていても、アドバイスや注意してくれる存在が居ないとスピーディーに事を動かすことが出来ない場合が多々あります。

そういう意味で自分とは異なる考え方の人をそばに置いておくのも重要かと思います。


また、今の時代は何があるか分からないので、運転資金は何があっても枯渇しないよう準備は必要です。

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