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ランニングのパーソナルトレーナーで独立開業!失敗から学ぶ体験談

古畑健太(コハタケンタ)と申します。


静岡県在住の独身、現在41歳で起業して3年目になります。それ以前は19年間システムエンジニアをしていました。
現在は、ランニングのパーソナルトレーナーをしております。

今回は私がどのように独立開業したいのか?それまでに失敗した経験をシェアできればと思います。

目次

パーソナルトレーナーとして独立開業するまでの流れ

私の場合は、幸運なことに静岡に起業のメンター(教えてくれる方)がいらっしゃり、上記のことをいろいろと教えていただくことができました。


まず、準備という点では「コンセプト」でした。商品を準備したくなるところですが、商品よりも先にどういうコンセプトで起業するのか?それがしっかりしていないと続けていけないということで、私の場合は、好きで情熱が湧くことをいろいろ挙げた中で、かけ合わせたものが「ランニング」と「教える」ということでした。

それにプラスして、ランニングで得られたことは何だったのかということを掘り下げて「自信がついた」というワードが挙がってきたので、「ランニングで自信をつける」というコンセプトに決めました。

このコンセプトが決まったことで、サービス・商品を考えたりすることがスムースに進みました。

独立までに用意した資金と生活防衛について

開業資金自体は会社員の状態で進めていたので、その間に3年間は収入がゼロだったとしても最低限の生活ができる資金は準備しておきました。

少なく見積もって200万円×3年の600万円です。

あとは、ランニング関係のバイトがあったのでそれをやりつつ、失業保険ももらいながら、なるべく資金を減らさないように生活防衛していました。

パーソナルトレーナーとして独立するための

システムエンジニアは管理職かプログラマーかの2択しかなく、転職してもその状況は変わらないということで、独立して自分の好きなことをやらないと、今の悩みは解放されないと思っていてかなり強い覚悟を持っていました。

なので、決めた時点でブレることが無かったので、周りの反応は思ったほどビックリされる感じはありませんでした。親も友達も会社の先輩・後輩も、私がしっかりしているので、それだけしっかりしている人間が決意を持って決めたことなら応援するという感じでした。

ただ、会社の上司には抜けられては困ると最後まで引き止められました。

そのため、会社を辞めるのに半年、予想よりも遅れてしまいました。結果としてその半年間は起業に向けての作業も並行しながら給料ももらえ、ボーナス迄もらうことができたので助かりましたが・・。

パーソナルトレーナとして独立後の仕事の変化

会社員時代は月曜日から金曜日の8時半から17時半という時間で縛られていましたが、ランニングのパーソナルトレーナーになってからは、1日2レッスン、多くても3レッスンで、1レッスン90分なので180分くらいで時間の拘束がなくなりました。

スケジュールも自分で立てるので、朝が弱い自分としてはその辺も調整できます。

反面、土日も仕事なのでレッスンが無い日が休みという感じです。ただ、会社員時代は長期休みが待ち遠しく、終わってしまうと、明日から会社かぁ~と憂鬱になりましたが、今は、長期休みが欲しいと一切思わず、逆に夏休みとか冬休みは仕事ができる!!とプラス思考になってます。

年収は2年目の昨年は売り上げベースでサラリーマン時代と同じくらいになりましたが、今年は急に売上が下がってしまっているので、安定という面では不安はあります。

しかし、時間に拘束されることがなく自由なので、メンタル的にはとてもいい状態です。会社員に戻りたいとは一切思っていません。なので、何とか今の子の生活を維持すべく、日々頑張っている状況です。

パーソナルトレーナーとして独立するまでに失敗したこと

起業したばかりの時には特に集客に焦り、営業でかかってきたホームページ制作会社やSEO対策会社の話しをうのみにし、ホームページを最大5つも作ってしまいました。

しかし、これがミラーサイトになりうるということに気が付き、現在は一つにまとめましたが、1社あたり100万近くかかっているので、経費としてはスゴイ無駄使いをしてしまいました。

出張型なので店舗が無いので、店舗を借りているよりはかかっていない経費なので、店舗を持っていると思ってここまでやってきました。

今思えば、自分の直感を信じて、業者の話しは無視してやらないでおけばよかったなと思っています。

あとは、料金設定です。初めのころは高いと買ってくれないと思って安めに設定していたのですが、安めに設定してしまうと、継続してくれている方の料金を値上げするのが大変になり(お願いしにくい)、薄利多売状態になってしまいました。

なのでレッスンをたくさんやっても売り上げが上がらない、でも、疲れる。でも、売り上げが上がらないから1日にたくさんやらなきゃとなり、1日で多い時は6レッスン程やっていた時もあります。

今は、1日に6レッスンも実施できるだけの生徒さんがいないということで、逆の意味で不安でもう少し集客を頑張らなければと思っていますが、新規の方は単価が上がっているので、少ない人数でも回せられるようになってきています。

また、更に高額サービスもつくり集客している状況です。

今後の予定について

。やはり、自分で実施していくという点での不安要素は、収入です。お客さんが減ることもそうですが、地震やケガなどの有事の際、会社員であれば給料が出ますが、一切出なくなります。

そのため、別の収入源となるものを作っていかなければと思って、マネーマシーンを作っています。

別の収入源があることで、本業に余裕が生まれ、提供できるサービスの質も高まる。その結果本業もいいスパイラルになると思っています。お金がすべてではないですが、お金があることで余裕が生まれると思っているので、お金を稼がなければと思います。

しかし、会社員に戻るつもりは全く無いので、自分でもっと稼ぐ力を身に付けなければと、日々勉強している状況です。

今後パーソナルトレーナーで独立してみたい方へ

起業って思っているほどハードルが低いなということです。会社に行って会社の文句を言ったり、嫌で嫌でたまらないのに、やめられないという人がいたら、起業すればと進めています。

世の中のものは結局はパクリです。

パックってそれをかけ合わせて新たなものを生み出し提供する。それが分かれば、あとはそのアイディア出しをし続ける。そして、それがうまく行くまで実施する。失敗は悪いことではないですし、成功するまでやればいいわけです。

失敗してそこで歩みを止めてしまうとそれは本当の失敗だともいます。

そのコンセプトをしっかり固めたのであれば、ホームページや広告にはお金をかけないということをアドバイスしたいです。ホームページは最初に一つだけ作ればいいです。

あとは、今の時代、SNSやYoutubeがあるのでそういうもので配信し続けていけばきっと周知されていくと思います。

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