ゼロから学ぶアフィリエイト講座はコチラ

お料理教室の独立と運営の失敗体験談!原因はスタッフ教育

現在41歳会社員です。現在の年収は200万円。主人、高3、中2、2歳児ふたり、0歳児の7人家族で大分県に住んでいます。独立したのは2歳の娘が産まれる前です。中2の娘が小学校高学年になったタイミングで料理教室の経営のために独立しました。

目次

料理教室で独立しようと思ったきっかけ

もともと飲食店開店に興味があったので、20代の頃から調理師免許をとり、料理店で働いていました。

他、野菜ソムリエを取得。世の中の動向をみてオーガニック、菜食料理に興味を持ち、料理教室へ足を運び学びました。そのときにとった資格がマクロビオティックフードコンシェルジュ、離乳食インストラクター、食育インストラクター、などとにかく興味の持った資格をとりました。

その後、通っていた料理教室運営会社へ入社することができ、さらに学びを深めました。

会社が運営する飲食店、料理教室、物流、イベント出店などさまざまな部門に顔をだし、自分の仕事でなくても、自分の休みの日も率先して手伝い、自分のスキルや知識を増やしました。自分が独立したときにはその全てが役に立ちました。

開業資金については、今の環境で何ができるか、というところから小さくはじめたので、ほとんどかかっていません。

お金を作って次のステージへ。お金を作って規模を大きく。とあるお金でできることからしていきました。それが、結果として生活防衛にもなったかと思います。

独立に当たって一番大変だったこと

子どものお世話とどのように両立するかというのが一番の問題でした。当時は勤めていなかったので、保育園に預けるということができず、調べればできたのかもしれませんが、相談できる人もいなかったので、手間だったこともあり役所にも相談にいきませんだした。

親族も近くにいなかったので、子どもをみてもらうこともできず、子どもをみながらできるのかという懸念はありました。

もともと独立心の強い面もあり、新しいことに挑戦するのが好きというのもあり、周りは特に心配はしていませんでした。止めてもやるだらうという風に思っていたのではないでしょうか?

特に貯金がたくさんあったわけではないので、お金の心配はされました。

それでも踏み切ったのは、他にお金が稼く方法が思い付かなかったからです。新たに勤めようにも子どもがいたので就職活動もできなかったので、自分のペースで働いてお金を稼ぐと、きめてできることから始めました。

料理教室の運営と仕事内容について

飲食店となると開店にお金がかかるので、はじめは自宅でできる形で、料理教室からはじめました。

毎週一回くらいのペースではじめ、そこに来てくれる人が増えてきたタイミングでお月謝制、4回や8回などの複数回をコースきてもらえるレッスンを作りました。

生徒さん向けの物販もはじめました。料理教室へ来てくれる人が増えてきた頃に公民館やシェアスペースをなどをかりて体験お食事会を開催。

それが起動にのってからイベント出店や、食事体験もシェアキッチンをかりて定期的にカフェを営業しました。

他業種の方々からの声がかかるようになり、行政の仕事をうけて料理教室をしたり、企業での講演会をしたり、県外のお宅での出張シェフや料理教室などもうけるようになり、仕事を増やしていきました。

お金を回せるようになってきたので、設備投資や事務所ももちました。年収は0だったので、200万程にあがり、経費として事務所代、食器代、出張費などを計上できるので、気持ち的に豊かになりました。

環境は知り合いのいなかった場所ではじめたことですが、友達に恵まれ、知り合いが増え、充実した時間になりました。

料理教室の独立失敗の原因はスタッフ教育

舞い込む仕事を次々にうけていましたが、手が回らなくなってきてスタッフをいれました。

スタッフ教育が追い付かず、もともとしていたお料理教室の質がさがったことが一番の原因だと思います。予約の取り方や、書類の整理、物販の段取りなど、さまざまなことが一人でしてるときは感覚でやってきたのですが、人に頼むとなりそれなりのマニュアルを作りました。

しかし、そのマニュアル作りや、その更新に時間と手間がかかり、本来自分がしたいことや、得意なことができなくなりました。すると仕事の質が落ちてしまい、スピードも落ちてしまいました。

結果、お断りする仕事もあり、お金の巡りもわるくなりました。

スタッフを雇ってから料理教室の運営が傾いた

それまで一人で稼げていた金額がスタッフをいれて手が増えたからと、その分増えるわけではなく、一人でやっていた時の収入からスタッフのお給料をひき、時間も奪われる、個人の収入はさがっていきました。

そして、自分が思っていたよりも人の成長に差があったり、私が思った以上にゆっくりな人が多く、ペースや熱量があわずにスタッフにストレスをかけてしまったかと思います。

「先生にはついていけません」と言われることもたくさん起きました。結果として生徒さんにも迷惑をかけてしまいました。

反省点は他人に自分と同じだけの熱量を求めないことに尽きます。

体力にも恵まれてる私はとにかく動きます。でも全ての人がそのように動けるわけではありません。そのことを忘れずに、人を雇う限りは、その人のお世話をするのが私の仕事だと認識することが大切だとしりました。

料理教室を廃業したタイミングと決断の理由

結果的に料理教室は廃業しました。

レッスンは育った先生にしてもらい、生徒さんが困らないようにしました。他の仕事は人を紹介しました。廃業を決意したきっかけは子どもが小学校に入学するタイミングで将来について夫婦で考えるようになったことです。

計画的に確実にお金を貯めたい、社会保障をしっかりうけたい、引っ越しをしたい、さまざまなことが重なり事業を続けていくことが難しいと判断しました。

一番は私の実家の家への引っ越しを決めたこと。料理の提供はリモートでは難しい業種なので、引っ越しするなら廃業せざるを得ないと判断しました。

高2、中2の娘たちが手がかからなくなりお昼に完全に時間がとれること。

下の娘たちは保育園に預けることができることもあり、就職もできるようになること。社会保険の面で雇われることへのメリットを感じるようになっていたので、年齢的にも最後のチャンスでもある39歳の年に就職しました。業種は同じく飲食業です。

今は定時で働きながら、趣味の範囲でまたお料理教室を不定期で開催しています。

料理教室の独立開業で学んだこと

独立開業して、ほんとに人脈は広がりました。そのこともあり、学びを続けることの必要性をしりました。

学び続けなければ自分の事業が埋もれてしまうので、半ば強制ではありますが知識を増やすために本を読み、人に会いました。新しいことは人に会うことで一番知ることができます。

なので、自分の業界にこだわらずに舞い込んできた縁は率先して受け取り、会って、どんな時間だったとしても自分にとっての学ぶべきことはありますので、吸収してください。

そして、事業を大きくするときはしっかり足場を作ってからしてください。

土台がしっかりしていないと一人なら耐えれても、そこに何人ものることになると簡単に崩れていってしまいます。人をとにかく大切にするのが、独立開業のポイントだと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次