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50代でアパレル雑貨の事業で起業!倒産までの苦労を本音で話します

50代半ば、今現在は転職して飲食の仕事に就いていますが、まだ半人前なので年収はおよそ300万強といったところです。

数年前までは個人事業主としてアパレル雑貨関連の事業を営んでました。

30代になって独立し、10年以上頑張りましたが資金が足りなくなり畳んだ格好です。

もう少し資金が潤沢なら続けても良かったのですが、ちょうど東北の震災なども重なって見通しが立たなくなってきたところで転職に踏み切りました。

私の場合はものづくりに興味がありましたから、アパレル関連から食にジャンルが変わっただけと割り切れば多少共通点はあります。

いつかまた元の仕事になんて考えることも稀にありますが、食の世界も面白い世界ですからこのままでいいのかもしれません。

目次

アパレル起業のきっかけについて

起業しようと思ったのは会社勤めをしている頃からで業界に入る時からずっと夢見てたからなんですが、どこまで覚えれば独立しても大丈夫なのかタイミングがわかりませんでした。

20代の頃に結構順調に出世したので何度か独立を考えましたが、いざとなるとどれだけ資金が必要かだとか、どうやって取引先を開拓すればいいかなど具体的に確信できるまでに至らず、ずるずると時間が経ってしまった感じでしょうか?

その頃の職場環境がそのまま起業して活かせるのか不安もあったと思います。

在籍したのが母体が大きい会社でしたので直営店舗などで売り上げが作れましたが、個人で独立してすぐそういうわけにもいきませんし、卸の業態でスタートしなければならないことに専門知識もなかったですし。

で結局30を過ぎ、半ば見切り発車に近い形でスタートを切りました。

 

事前の勉強をあまりせずに始めてしまった

正直なところあまり勉強しないで始めましたね。

参考になる本なんかは読んだ記憶がありますが、経験があまりに乏しくて読んでも頭に入ってきませんでしたし、結局はやりながら覚えていくしかないんだろうなと思うようになりました。

ただ幸い周囲に関連ジャンルの友人が多くいまして、中には起業したのも何人かいましたのでわからないことがあればいろいろアドバイスをしてもらえたのはラッキーだったと思います。

資金繰りだけでなく、進め方から何から典型的な自転車操業、まさにそんな感じだったですね。

取引している銀行が開催する無料のセミナーなんかにはスタートして数年後行く機会がありましたが、それなりに勉強にはなりましたね。

もっと早くそれに気づくべきだったとは思いました。

 

開業前の資金は300万!

開業する時点で用意できた資金は300万弱が精一杯だったと思います。

自己資金と実家にお願いして援助してもらった金額がそれぐらいでした。

でも最初は何かとお金かかりますし、すぐ底が見えてきました。

それだけではとてもやっていけないのは明らかだったので、起業する前に勤務していた会社に交渉して小さい仕事ですが契約してもらい、さらに資金が足りない時のために仕入れなど立て替えを手数料付きで頼みました。

つまり副業として仕事を手伝う代わりに支払いの面で手助けしてもらう形になりました。

支払いを立て替える上で手数料分は余分に掛かりますが、歴史のある会社でしたので大手との間で口座を開く時などは、個人でやるより信用してもらえるメリットがあったのは大きかったですね。

 

アパレルで独立後に苦労した点について

起業する時点で苦労したことはたくさんありますが、やはり一番必要なのは取引先をどうやって探すかでしたね。

製品を作るための材料の背景や型を起こしてくれる外注スタッフ、それを形にしてくれる加工所、そして最大の問題は売り先です。

自分でできるのは企画デザインと出来上がった製品の検品や出荷まで、そのラインを繋げるにはいろんなパイプを作る必要がありました。

普通の会社みたいに営業がいれば話は早いんですがそれまで自分自身で経験もないし、スタッフを雇う余裕もないわけで、人によっては合同展などに出品する方法もあるんですがその時はまだよくわかりませんでした。

大きなミスを挙げるとすれば、それらを揃えるための時間を逆算してなかったことにより、想定より半年事業開始を遅らせなければならなかったことですね。

 

アパレルで独立して分かった点

10年以上というのが長いか短いかは別にして、やはりいろんな思い出があります。

良かったと思えたのは実際に作った商品が思いのほか喜ばれたことでしょうか?

雑誌なんかにも何度か掲載してもらって一瞬ですが卸先のショップで売り上げがトップだったこともありました。

知名度がないブランドが有名どころを差し置いて売れたのは気分良かったですね。

お店に行くとスタッフさんもいろいろ声掛けてくれましたし、最初の5年ぐらいは想像より遥かに反響があったように思います。

それに比例して卸先も営業しなくても増えていきましたから、苦労せず拡がった感じでした。

悪かったのは浮かれてるうちに売り上げが頭打ちになってしまい、立て直すまもなく卸先も激減してしまったことですね。

当然そこから資金難に突入しました。

 

時代なりのビジネスを考えることが重要だった

コロナ禍の今、人によっては独立を不安視する声も多く聞かれます。
しかし私が起業した当時と比べると営業の仕方も売り方もかなり違ってきているのは明らかで、今の時代なりの数字の作り方というのがあるのだと感じます。

実店舗の重要性は薄れ、ネットでのビジネスが全盛になりつつある今、ある意味寂しくもありますがその分野でこそできることはたくさんあるでしょう。

ただ現状に満足せず常に試みる気持ちは持っていないといけないというか、次から次へと新しい発想が生まれますからそれをしっかり理解する必要はありますね。

そしてできるだけ起業する前に数字の面もイメージできるに越したことはありません。

運転資金としてどれほど必要なのかはやはり把握しておくほうが後で苦労は少ないかと思います。

 

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