私がオフィスコンビニのフランチャイズ契約を結んだのは、定年退職後の生活を支えるためです。生活を支えると言いましても、金銭的な面よりも意欲を持って働けることのほうが大きなウェイトを占めています。
現役時代の経験を活かさなければもったいないですし、家でダラダラしていては心身に良くないと考えたことが最大のきっかけです。
退職後に早速職探しを始めたのですが、年齢を考慮するとフルタイムで働くことは難しいです。ただ、パートか副業ならばできそうだと判断しました。
せっかくならばただ雇われて働くのではなく、何か事業を行いたいとも思いました。そこで思い付いたのが、フランチャイズ契約をしてコンビニを経営することです。
ですが、はっきり言ってコンビニ経営はあまりにもハードルが高いですね。まずお金についてですが、土地を購入して店舗を建設するとなると、最低でも数千万円はかかります。次に難しいのは勤務形態です。
たとえ店長であっても、部下に指示を出したり在庫の確認を行ったりしなければなりませんから、アルバイト店員よりも忙しいかもしれません。
実際に私の元上司が店舗を経営していますが、ローンがあるので収支はトントンだという話でした。
それでも副業を諦めきれずにインターネットを検索していて見付けたのが、オフィスコンビニというものです。
副業でフランチャイズをやるなら開業資金だけはこだわろう
私は知らなかったのですが、これは職場にお菓子や飲料の販売機を設置するビジネスです。開業資金は約400万円と手頃ですし、毎日お店に出ることなく販売機の管理と商品の補充を行えば良いだけですから、まさに副業感覚で取り組めます。
早速、フランチャイズ契約を結び、営業を始めました。私は現役時代に中堅電機メーカーで営業職に就いており、いわゆる下請けの会社にも人脈がありますから、売り込み先に困ることはありませんでした。
まったく断られなかったわけではありませんが、誠意を持って接することで、半年で30社に接地することができました。
本部の方に聞いたところによると、オフィスコンビニの平均収入は300台設置した場合で月80万円程度だそうです。
私は10分の1の規模のため平均収入を下回っていますが、労力をかけずに済むため満足しています。無理しすぎないことこそ、成功の秘訣ではないでしょうか。
ただ、今後も体調が良く、働く意欲を維持することができれば、平均収入以上を目指すことも考えています
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